クリスマス


今日は、クリスマス。


とは言っても例年のようなクリスマスではなく小池都知事のコメントにあるようになんとなく心がサイレントナイト。


だけどイルミネーションを見るとキラキラ光ってる街並みは、少し寒い日を温めてくれる。

2020年のクリスマスは、豊町にある鉄板懐石 叶羽さんへ行ってきた。

オーナー 平田さんは、よく知ってる方で、料理やおもてなしにおいて、とても信頼している方。そして、お店のご相談も弊社にいただいていた大切なクライアントでもある。


店内の雰囲気もクリスマスバージョンになっていて、店内の大きなクリスマスツリーが、幻想的だった。料理も贅沢な食材と、きらびやかな彩で感動的なストーリーに仕上がっていた。

メインディッシュでは、ステーキの上に銀箔が装っており、まさにクリスマスに締めくくりのような演出がされていた。

叶羽さん、最高のクリスマスをありがとう。


今は、この叶羽さんの入ってる「OLD」という建物のブランディングサイトをデザイン制作させていただいる。物件を、プロデュースしているのは、私も愛用している佐藤防水店。


先代からテント制作を中心に商いをしているが、その伝統を受け継ぎつつ、現社長のアパレル経験を活かし、カバン作りを行っている。


私的には、佐藤防水店プロラインというシリーズがおすすめだ。

とにかく強い。シックなデザインは、使えば使うほど味がでる。チャンスがあれば是非、一緒に何かしたいが、私は基本的には、イチファンである。


そんな、彼らが創造しているこのビルのサイトを現在制作しているが、このサイトだけは、年内にはなんとか形にしたいが、やはりファンブランドのサイトは、ファン故の邪念も入り、試行錯誤が行われているが、快く待ってくれている。本当に申し訳がない。

スタッフだったら、納期を守らないのは絶対厳禁であると言ってる私が、納期をとうに遅らせている。社長の特権ということで許していただきたい。。


また、今日は、15時より東京の大手広告制作をしているプロデューサーとズーム会議をする予定が入っていた。彼は、高校の同級生でもあるが、数年前、新宿で会った時、いろいろな有名なCM制作をしていた。有名人のプロモーションビデオなどもしていて、すごいなって思った。10年ぶりの再会だったが、遅くまで飲んだことを今でもよく覚えている。


 そんな彼が、私のセンス株式会社のホームページをみていただき、連絡をくれた。

クリスマスに再会なんて少しオシャレだけど、実にあの新宿で会った時から10年ぐらい会ってなかったかもしれない。今、センスはまだ産声をあげたばかりの会社だけど、チェックしてくれてたことが嬉しかった。


未だ未知だけど、これからいろいろなことをデザインさせていただくお手伝いができたなら本当に光栄に思う。


仕事の規模や、形や予算などなど、そんなことはどうでもよく、どんな時でもクライアントの商品、物、サービス、事業、経営者と向き合い、ベストなデザインをアウトしていくこと。

ただそれだけを妥協せず、向き合っていきたいと思っている。


今後、ともに仕事でタッグを組めるかもしれないが、彼の目線はやはり真剣。

仕事をする彼の姿が見れて、今日はすごく刺激的だった。


連絡くれて本当にありがとう。


ズーム会議が終わり、10年ぶりにズーム会議で再開したのに、仕事の話ばっかりで思い出話一切しなかったなって気づき、コーヒーでブレイクしながら、高校の思い出が走馬灯のように走った。


彼は、高校1年で東京に引っ越してしまった。


出席番号が40、41で並んでて、席が並んでた。東京へ転向した後も連絡を取り合い、お互いの近況を話した。当時は、東京なんて行ったこともないし、とんでもない都会でちゃんとやれてんのかなって心配してた。


なんとなく、高校2年の時に、「東京こいよ」って話になって、俺も「わかった」って、結構簡単に東京に遊びに行くことを決めた。


そのときの東京の刺激っていったら半端なかった。当然、表参道とか当時は代官山とか、そんなの知る余地もない。彼の住んでる東京 鎌田に電車で行って、1週間ぐらいお世話になった。


楽しかったな。


当時はスマホもなければ、携帯電話もない。俺は、ポケベルすらも買ってもらえなかった。


だから、彼とはぐれると一瞬で迷子になってた。


そんな東京の旅に面白い今でも忘れない思い出がある。




彼は当時、コンビニでバイトしていて、その時間俺は、一人で時間をつぶさないといけなかった。バイト時間は、自転車使わないからと、自転車を貸していくれた。


俺は、自転車でぶらぶらあてもなく走って、ビルばっかでどこ走ってるのかわからなくなるなって、当時、ケミカルブラザーズのpvみたいに、なんか同じ場所を何度もぐるぐる回ってるような感覚だった。


そして、駅の近くをぶらぶらしてたら、警察のお兄さんが、「はい止まって」って声をかけてきた。田舎だったらあんまりおまわりさんは、巡回していないが、東京は、警察が多いなって感じていた。


「あ、はい」



「君の乗ってる自転車が盗難自転車じゃないか今から調べさせてもらうよ」


「え」

「いやいや自分の自転車なんでしょ」


「友達の自転車で。。。」

「友達って誰?」


「〇〇の」

「なんで君が乗ってるの?」


「彼がバイト中貸してくれて」

「友達のバイト先どこ?」



「。。。」(やばい、バイト先のコンビニの場所聞くの忘れてた。。)


「君住所どこ?」


「大分」


「プスー(効果音)現在、一人の少年、家出の疑いあり。今から派出所まで同行願う」



「えーーーーーーーーッw」(泣)


電話も持ってないから、彼とも連絡できず、一人びびった日のことも今では懐かしい。



あれから考えるとずいぶん、時代は変わった。

昔は、東京と地方の差というか、ものというか、まるで違った。


CD屋に行って、やっぱ東京いいなとか、雑誌で見た服のブランドが普通にあったり、なんか歩いている人が、みんなすごいエリートの人に見えた。


駅でどっちの電車で行ったらいいかわからない時、プラットホームで立ってる人に2、3人声をかけてみたが、みんな「私も東京初めてで」って言われてびっくりしたことがある。


でも今は、東京でなくても在宅で地方で仕事したりすることもできるし、オンラインでなんでも手に入れることができる。


本当に時代は進んだ。




ただ東京は憧れる。




それはあの日、高校の時、初めて東京に行った時の半端ない刺激が、どこか今も、僕の体のどこかに残っているのかもしれない。


メリークリスマス。おやすみなさい。



写真は佐藤防水店の愛用しているプロライン



鉄板kaiseki 叶羽~modern japanese style~

所在地: 〒870-0042 大分県大分市豊町2丁目5−1

時間: 営業時間外 ⋅ 営業開始: 11:00

電話: 097-511-9582

メニュー: teppan-towa.jp



Kouichi Mineno

Good Designer Award 2020 Winner グットデザイン賞2020年 受賞 センス株式会社 代表 Design=website+movie+music+artdirctor ジーアールシー株式会社 代表 REAL ESTATE=Designers manshion+house+managment+buy+sell