最後までピアノを弾いたチックコリア
昨日は、さかいゆうさんのライブに行ってきた。
一言感動。
素晴らしい歌声。ピアノ旋律。
すごいいい時間だった。
お誘いいただいた先輩にありがとうーーーー来てよかったーーーって感じで、
幸せな気分で最後の主音が流れ、コンサートは終わった。
幸せすぎる自分を少しちゃかすように、外に出ると小雨が降ってた。
おすすめの曲は、SHIBUYA NIGHT すごい軽快な曲だけど、どことなく
おしゃれな時間を演出してくれる。
ライブ中もチックコリアの追悼をいたむコメントがあった。
50年以上にわたりキャリアでジャズの領域を広げたキーボードの巨匠チック・コリア。
79歳だった。
鍵盤の楽しさえを教えてくれた。鍵盤を難しく向き合うのではなく、素直にただただ自分をぶつけ、ピアノの弦に共鳴してもらう、そんなプレイを目指していきたい。
ライブもそうだったけど、創作のすごさにあらためて感動した。
よく、この年になってもラブソングが描きたくなる。
ずっと音楽に携わってたといっても、ラブソングの歌詞を人様に見せるときはやっぱ躊躇する。自分の頭のなかを見られているようで恥ずかしいけど、やっぱ、それで1人でも誰かの役に立てたなら、やってよかったってほっとするときがある。
会ったこともない、話したこともない、もしかしたら言語も違う人とどこかで音楽などを通じてつながったとしたならば、すごくわくわくする。
そんな人とも、同じ夜空を見て毎日過ごしている。
地球は大きくてでも狭い。
大分は夜中になると雨がひどくなってきた。
お店の人が傘をくれた。
ビニール傘は世界が滲んでみえる。雨とネオンのコントラストが水玉に見えた。
気づけば、今日は数年行ってなかったお店ばかりに顔をだした。
さかいゆうさんの旋律がまたいつもとは違う導きをくれたのかもしれない。
2月も真ん中。
楽しいことが待っていると信じ、全力でがんばろう。
さて、最後に心にぐっときた言葉。
勲一等旭日桐花大綬章を受章された土光敏夫さんが、以前入れていた言葉で、胸を打った言葉がある。
「一日の決算は1日にやる。失敗もあるであろう。しかし、昨日を悔やむこともしなし、明日を思い煩うころもしない。新たに今日という清浄無垢な日を迎える。僕はこれを銘として、毎朝、「今日を精一杯生きよう」と誓い、全力を傾けて生きる」
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